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稻 恭宏博士(稲 恭宏博士):第10回「真の近現代史観」最優秀賞 受賞 論文『日本は低線量率放射線医科学によって復活し人類と地球を救う』

稻 恭宏博士:
第10回「真の近現代史観」最優秀賞 受賞 論文
『日本は低線量率放射線医科学によって復活し
人類と地球を救う』


     日本は低線量率放射線医科学によって復活し人類と地球を救う

                       稻 恭宏
                東京大学 医学博士(病因・病理学/免疫学)
          (一財)稻 恭宏博士 記念 低線量率放射線医科学研究開発機構 最高栄誉総裁
              世界健康長寿応援団/日本全国健康長寿応援団 理事長

はじめに
 本論文を、真の日本の復活と人類生存、地球の再生と存続のための一助としていただければ幸甚に存じる。
 我が国では、関係各位の絶え間ない努力によって、平成23年(2011年)3月11日に起こった千年に一度の大地震、大津波であった東日本大震災からの復興が進みつつあるが、この大震災に伴って発生した福島第一原子力発電所事故(以下、福島原発事故)による多くの問題の解決には、大変な困難を強いられている。
 なぜ、福島原発事故関連の問題は、これほどまでに桁違いの莫大な国費や国民の税金などが投じられても遅々として進まないのか。この国家再興のための根本問題について、放射線医学(特に、低線量率放射線医科学)の観点から、具体的に科学事実に基づいて述べる。

地球環境異常
 近年、悪化の一途を辿っている地球規模の環境異常により、世界中で多くの人命が奪われ続けており、全人類が存亡の危機に立たされている。
 大気中二酸化炭素(炭酸ガス)の世界的異常増加による大気温の異常な上昇、そして、それによる大気中水蒸気量の異常な増加とそのバランスの異常な崩れ、それらに起因する異常気象:大干ばつ、大暴風雨、竜巻、大洪水、大熱波、大寒波、地殻圧力の急激な変化による世界的大地震、それに伴う巨大津波、世界的食糧危機と飢餓。
 人類と地球上の動植物が正常な生存を続けるためには、もはや、今、一刻も早い全地球規模の集中治療を実行する以外に道はない。

放射線の悲劇
 放射線だけが、一世紀以上もの長きに亘って、世界中で、異常なまでに人々から恐れられ、誤った言葉と知識で誤って語られ、間違えた教育が行われてきた。
 世界中に多く存在する「高自然放射線地域」では、他の地域と比較し、明らかにがんやその他の疾病による死亡率が低い。
 一方、核燃料を含む炉心本体が爆発して放射線・放射性物質による死亡者が出た旧ソ連のチェルノブイリ原発事故のような悲劇は二度と繰り返してはならないし、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の際、何の心配もない自然放射線の範囲内だった地域で、分かっているだけでも10万人以上、元気に生まれてくるはずだった尊い赤ちゃんの命が、人工中絶によって無惨にも失われ、27万人以上の人々が強制移住させられて永年の伝統文化が失われ、放射線を心配するあまり、2,000万人以上の人々に心身症的障害が発生したことは、絶対に忘れないでほしい。
 放射線は、今日まで一世紀以上、どんなに自然界レベルの微量なものであっても、全て、「絶対に体に悪い、いや、悪くなくてはならない」と、あたかも、中世における魔女や天動説に対する地動説のごとき扱いを受けてきたのである。

人類のエネルギー安全保障
 WHO(世界保健機関)の調査によると、化石燃料の燃焼による大気汚染で亡くなっている方々の数は、毎年世界中で300万人以上(このうち100万人以上がチャイナ国内における死亡者数)である。
 一方、国連やアメリカ国勢調査局などの推計によると、現在の世界の総人口は約75億人であり、この約27%(約四人に一人)に相当する約20億人の人たちは、現在も電気がない生活を送っているとされているが、2013年に発表された国連の「世界人口展望」(World Population Prospects)2012年改訂版では、世界の人口は、2025年に約81億人、2050年に約96億人、2100年には約109億人に達するとの予測がなされている。
 このような状態の地球上で、人類は、科学的に真剣にエネルギー問題の解決策を考えなければならない。

核分裂のエネルギー
 核分裂は、大量のエネルギー(熱エネルギー)を発生させることができる。核分裂を起こすウラン235の1グラムで、石炭3トン、石油2,000リットル分のエネルギーを生み出すことができるのである。このように、核燃料であるウラン燃料と化石燃料では、発生させることができる熱エネルギーの量が桁違いに異なる。

重要な基礎知識
 放射線の【線量率(Dose-Rate)】は、放射線照射・被曝時の放射線の強さ(微分値)であり、『率』の一文字(『Rateの一単語』)が入った放射線医学における最重要用語である。毎時~マイクロシーベルト、毎年~ミリシーベルトなど、被曝時間を考慮したものが、放射線の【線量率(Dose-Rate)】である。
 この『率』の一文字(『Rateの一単語』)の意味が正しく理解できれば、世界中の
放射線、放射能、放射性物質に関連する全ての問題を解決できてしまう。
 放射線の【線量(Dose)】は、放射線照射・被曝時の放射線の積算(累積)の
総量(積分値)に過ぎない数値である。
 例えば、【線量】の数値は同じでも、その放射線を1秒で浴びたか1年掛かって浴びたかでは、【線量率】は約3,153万6,000倍、その放射線を1秒で浴びたか100年掛かって浴びたかでは、【線量率】は約31億5,360万倍も異なり、当然、人体や動植物への影響は全く異なる。

全宇宙に存在している放射線
 全宇宙、全地球で放射線・放射能がゼロの場所はないし、放射性物質は、人体、地球上のあらゆる動植物、毎日の食べ物、排泄物などに元々含まれており、人体は、母胎で発生間もない胎児から超高齢者まで、体の大きさに応じて、自然放射能を数百ベクレルから数千ベクレル(体の大きな成人では1万ベクレル以上)持っている。
 人体は、体重60kgの人一人で、約7,040ベクレル(カリウム40が約4,000ベクレル、炭素14が約2,500ベクレル、ルビジウム87が約500ベクレル、鉛210とポロニウム210がそれぞれ約20ベクレルずつ)の放射能体であり、人間は一生涯、宇宙や大地からの放射線による外部被曝の他に、常時、体内に一生存在している放射性物質によって全身で内部被曝もし続け、亡くなった方の遺体にもこれらの放射能、放射性物質は残っており、火葬されても、体内の放射能、放射性物質は遺骨や遺灰にも残っているのである。

人類史上最悪の非科学【LNT仮説】
 国際放射線防護委員会(ICRP)が、その母体組織時代を含む約一世紀近くに亘って根拠としてきた仮説は、最新の放射線医学の常識からすれば科学的根拠ゼロの【放射線の人体・動植物に対する影響に関するLNT(Linear No-Threshold、直線閾値無し)仮説】(=放射線は、どんなに自然界レベルの極微量であっても、全て、遺伝子を傷付け、発がんの可能性が生じ得るとする『放射線絶対悪』仮説)という非科学虚構であった。
 この【LNT仮説】は、1946年のノーベル生理学医学賞の単独受賞者であるアメリカのハーマン・J.・マラー博士が1920年代に行った「ショウジョウバエのオスの遺伝子修復能を失った後の成熟精子細胞」に対する「高線量率(線量率が福島原発事故後の福島県下より約1億倍~約10億倍強い)エックス線照射」の影響の研究や、実際には数千度の熱線と爆風で多くの犠牲者が出た昭和20年(1945年)8月の広島と長崎への米軍による原爆投下によって生まれた「放射線は全て怖い危険なだけのものである」という心情的固定概念から作られてしまったものだったのである。
 マラー博士がこの実験を行った時代には、細胞内の染色体の存在は知られていたが、まだ、遺伝子の実体であるDNA(デオキシリボ核酸)については、その存在すら知られていなかったのである。
 しかし、このような時代背景の中にあっても、人類史上初めて、人工的に突然変異を起こすことに成功したという偉大な業績に対し、当時のノーベル生理学医学賞選考委員会が、単独の受賞者としてマラー博士を選考し、同賞を授与したことはごく自然なことであった。
 このような経緯があり、【細胞分裂もしない】、したがって、【発がんも絶対にすることがない(=絶対がんになることがない)】『ショウジョウバエのオスの遺伝子修復能を失った後の成熟精子細胞』に、人工的に発生させた『福島の帰還困難区域より約1億倍強い高線量率のエックス線』を照射した際に初めて出現した突然変異のデータが元になって、放射線はゼロから少しでも出たら、全ての動植物において、発がんなどの害のみが放射線の被曝線量(累積被曝線量)に比例して増えるだけである、という現代の放射線医学からすれば完全に間違えている国際放射線防護委員会(ICRP)の【LNT仮説】に基づいて作られてしまった非科学基準が残存していただけなのである。
 同じショウジョウバエでも、未成熟精子細胞にも体細胞にも遺伝子修復能があり、人間を含むその他の生物にも遺伝子を修復する機能が備わっていることは、その後の多くの放射線医学、放射線生物学の研究成果から明らかになっている。

核武装国による非科学【LNT仮説】の利用
 現在も、既に核兵器を保有している核武装国が、この【LNT仮説】を利用し、自国の核抑止力による政治的優位性を維持するために、『現実には存在しない(特に、低線量率の)放射線の非科学恐怖』を煽り続けている。

『放射能汚染』も『除染』も【LNT仮説】による非科学用語
 福島原発事故後、我が国において徹底して行われた所謂『除染』も、所謂『放射能汚染』と同じく、【LNT仮説】による非科学用語である。科学的に正しくは『放射性物質除去』、『放射性物質含有土壌除去』などである。

日本国放射線異状なし
 私は、福島原発事故直後の孤立無援の中での発言以来、一貫して、医学的科学的に「この事故による放射線、放射能、放射性物質による人体・動植物への悪影響は、福島でも東北でも日本全国でも、今後も何も生じない」と訴えてきた。
 私の最初の発言の翌年であった平成24年(2012年)には、世界的な放射線医学、分子病理学、免疫学などの専門家らから成る国連原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)や国際放射線防護委員会(ICRP)も、チェルノブイリ周辺の四半世紀以上に及ぶ多くの国際学術調査の結果から、私のこの科学見解と同じ結論に到達して公式学術報告書を完成させ、国連総会で承認・議決されている。

福島放射線問題なし
 人間は、核実験や原発事故、放射性物質拡散事故などに関係なく、ただ普通に生きているだけで、毎日24時間で、体内の1細胞当り数十万箇所、全身の約60兆個の細胞で約600京箇所以上の遺伝子の傷が生じ、すぐに修復されている。
 更に、人体内では、毎日24時間で1万個近くのがん細胞が生じているが、異常細胞の自爆死(アポトーシス)や強力な多重免疫システムなどが、徹底的に、がんの元になる可能性がある細胞も含めて退治している。
 放射線医学の知識が少しでもある人なら、十分過ぎるくらいの安全域を確保しても、自然界レベルの毎時100マイクロシーベルト前後以下の極低線量率放射線、極低レベル放射能の環境では、内部・外部被曝の両方を考慮しても、遺伝子の傷は一つも生じないし、全く人体や動植物への悪影響はなく、呼吸や食事、運動でも常に全身に生じている『活性酸素』が少し増えるだけであり、むしろ有益な効果のみが生じることくらいは誰でも知っている。
 福島原発事故の場合、この事故によって放出された放射性物質が体内に残ることもない。これは、体内に入ってくる放射性物質の量が少ないため、体内の代謝機能、排泄機能の方が遥かに上回るためである。
 福島県の方々には、生活不安や家族・友達などと離ればなれになったストレスや、食生活の乱れによる栄養バランスの崩れ、運動量や活動量の不足による体調不良などにより、乳幼児や小児の正常な発育・発達の抑制、幼児から高齢者までの精神神経症をも含む各種疾患などが生じているのである。

福島県民の皆さんの悲劇
 福島県民の皆さんに対して、科学的には全く必要がなかった強制避難をさせたことが、これ以降の全ての悲劇の原因となっている。
 福島県民の皆さんに対する強制避難、強制移住により、数百名にも及ぶお年寄りなどが強制避難中やその直後に死亡し、既に、2,000人以上もの方々が、避難先や福島帰還後の自宅などで自殺されている。
 そして、この自殺者の数は、今でも、非科学的な福島放射線恐怖煽りにより、世界でも類を見ない著しい経年増加を加速し続けている。

福島の農林水産物は世界最高品質
 福島原発事故は、科学的には、我が国の農林水産業にも、全く悪影響を与えていない。
 福島原発事故後、米、野菜、桃や梨などの果物、秋刀魚などの魚介類をはじめ、多くの農水産物が豊作、大漁である。
 日本の農水産物は、科学的にも全く問題はなく、実態としても世界最高品質である。

日本人よ、情報謀略戦に勝利せよ
 我が国は、国内外からの情報謀略戦でやられていただけなのである。
 お人好しで優しい性格の日本人は、世界中の悪意ある人たちからすれば、実に簡単に騙せる標的として、その国の国益やそういう悪い人たちの利益のために、日常的に利用されているのである。
 情報謀略戦は、毎日24時間、世界中から仕掛けられている。絶対に勝利しなければならない闘いである。

日本よ、科学事実に基づいて力強く復活せよ
 我が国で古来より湯治として利用されている天然放射能泉において、入浴、飲泉、飲水などの際に、各種放射性物質から放出されるアルファ線、ベータ線、ガンマ線の全身外部被曝及び全身循環内部被曝が体に良いというのも、低線量率放射線・低レベル放射能の恩恵に他ならない。
 福島第一原発から放出された放射性物質を含んだ浄水場の上水製造時発生土、下水処理場の汚泥、各地の放射性瓦礫、放射性土壌などから放出されている放射線は、人体や動植物に何の悪影響もない極低レベルのものであるが、低線量率放射線医科学の最新の知識と技術を用いれば、これらを再資源化して有効活用することができる。
 更に、福島第一原発敷地内の放射性瓦礫や放射性廃棄物なども、その放射能レベルを調整することによって、貴重な資源として再利用でき、これらの世界初の科学技術を用いれば、我が国に莫大な国家収入が生まれ、真の国民のための健康、福祉、国防、国家安全保障、エネルギー安全保障などに潤沢な資金が確保できる。
 核兵器などに含まれている高レベル放射性物質も、全て、人の命を救うために、最大限、有効活用することができる。
 福島県の帰還困難区域には、福島原発事故由来の指定廃棄物(所謂『除染』によって集められた『放射性物質含有土壌』など)の大規模な中間貯蔵施設の建設が進められているが、ただこれらを保管しておくだけの施設だけでは、半永久的に何の解決にもならない。100年前の誤った発想、行動のままである。
 今まさに、我が国が人類史上初めて、核廃棄物を活用した、低線量率放射線が人体や動植物に与える影響の科学事実を十二分に確認して世界に発信する『低線量率放射線医科学センター』と、世界中の方々の健康と長寿のための『低線量率放射線医療センター』を設置し、世界を主導する国家となれる、文字通り千年に一度の千載一遇の、そしておそらく最後のチャンスの時なのである。
 我が国が、以上述べた科学事実を十分に理解し、冷静に行動に移せば、全世界の放射性廃棄物の処理問題が解決され、地球環境の再生もできてしまう。
 そして、人類史上唯一の戦時被爆(被曝)国である日本が、増税も国債の追加発行等もすることなく、世界一豊かな平和的首席国として復興復活することができるのである。


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Author:Fact Check for Japan
日本と世界の人々の生活を持続的に【平和で豊かで健康長寿なもの】にするために、新聞、テレビ、ラジオ、ITメディアなどが報道しない、解説できない【時事ニュース、福島原発事故、エネルギー、医科学/生命科学、医療、健康長寿、地球環境など】のテーマについて、史実・医科学事実に基づいて、可能な限り分かり易く解説・提言しています。

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